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URTICARIA

蕁麻疹

「夕方に出る」だけでは、
まだ分かりません。

突然かゆくなり、赤く盛り上がる。でも、しばらくすると消えている。蕁麻疹は出たり消えたりするからこそ、その瞬間だけでは分からないことがあります。当院では、症状が出る時間、その前に何をしていたか、仕事の日と休みの日の違いなど、その人の一日の過ごし方までたどって考えます。

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蕁麻疹とは

蕁麻疹は、皮膚の一部が突然赤く盛り上がり、かゆみを伴うことの多い皮膚症状です。一つひとつの膨らみは短時間で消えることが多い一方、別の場所に繰り返し現れることがあります。

出たり消えたりする同じ場所にずっと残るとは限らず、数時間のうちに消えて別の場所に現れることがあります。
きっかけはさまざま食物や薬剤だけでなく、圧迫、寒冷・温熱、発汗、運動などが関係するタイプもあります。
原因が分からないことも多い特に長く繰り返す蕁麻疹では、医学的にも原因を一つに特定できないことが少なくありません。
治療も大切です一般には抗ヒスタミン薬などによる治療が中心です。原因や悪化因子が明らかな場合は、それを避けることも大切です。

MEDICAL CHECK

息苦しさ、喉の違和感、顔や唇・舌の強い腫れ、めまい、意識が遠のく感じなどを伴う場合は、アナフィラキシーなど緊急性のある状態も考えられます。鍼灸院で様子を見ず、速やかに医療機関へ相談してください。

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「夕方に出る」を、もう少し細かく聞きます

「夕方になると出ます」と聞いたとき、時間だけで判断するわけではありません。何時頃なのか。仕事が終わったあとか。食後か。入浴後か。その前に何をしていたのかまで確認します。

症状が出た時間から、その前の行動をたどります。蕁麻疹は、毎回まったく同じ条件で出るとは限りません。だからこそ「何時に出たか」だけではなく、その日の過ごし方や、出る前に重なっていたことを一緒に振り返ります。
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「仕事で疲れた」で、終わらせません

仕事が忙しい日に出やすく、休みの日には出にくい。そんなとき、疲労だけを答えにするのではなく、「仕事の日には何が違うのか」をさらに見ていきます。

仕事の日だけ繰り返していることはありませんか。たとえば、午後に決まった缶コーヒーを飲む。一緒にチョコレートやお菓子を食べる。ガムを噛む。昼食はいつも同じ店で買う。そうした一つの習慣を入口にして、普段の生活の癖を少しずつ知っていきます。
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食べ物だけでなく、薬の「変更」も確認します

蕁麻疹では薬剤が関係することもあります。そのため、症状が始まった前後に薬が増えたり、種類や製品が変わったりしていないかも確認します。

「薬はずっと同じです」という言葉も、少し詳しく聞きます。同じ目的の薬でも、途中で別の薬になったり、製品やメーカーが変わったりしていることがあります。当院では、長く続けているものを闇雲に疑うのではなく、まず症状が始まった時期の「変更点」を丁寧に探します。なお、服用中の薬を自己判断で中止することはせず、薬剤との関連が疑われる場合は処方した医療機関へ相談することが大切です。
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候補がいくつかあるとき

日常をたどっていくと、気になるものが一つではなく、いくつか見つかることがあります。

原因を一つずつ証明するために、症状の改善を遅らせることはしません。見直せる候補が複数ある場合は、患者さんが早く楽になることを優先して、必要なものを同時に見直すことがあります。その後の経過を確認しながら、どの変化が関係していたのかを整理していきます。食物アレルギーなどが疑われる場合に、自己判断で再摂取して症状を確かめるようなことは行いません。
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一度出なくなっただけではなく、経過を見ます

蕁麻疹は、良い日と悪い日を行き来することがあります。そのため、一時的に出なくなったことだけで判断せず、その後の経過も大切にします。

少しかゆい日があっても、全体としてどう変わっているか。出る回数、広がり方、かゆみの強さなどを見ながら、落ち着いた状態が続いているかを確認していきます。
最後に、ひとつだけ。

症状が出た時間だけでなく、その前の過ごし方も見ていきます。

蕁麻疹は、出たり消えたりするため、一つの出来事だけで判断することが難しい症状です。

仕事の日と休みの日。いつもの飲み物や間食。薬が変わった時期。症状が出た時間から少し前へ戻りながら、その人の日常にどんな違いがあったのかを一緒にたどっていきます。

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蕁麻疹について、ご相談ください

症状が出る時間や、その前後の行動、日常の習慣や変更点を振り返りながら、繰り返している蕁麻疹を一緒に考えていきます。