FATIGUE
倦怠感・疲れやすさ
「だるい」の中身を、
もう少し細かく見ていきます。
「ずっと身体がだるい」「疲れが取れない」「何もする気になれない」「横になっていたい」。同じ「だるい」という言葉でも、本人が感じている状態はかなり違います。当院では、最初から「疲労」「自律神経」と決めるのではなく、その人のいう「だるい」とはどんな状態なのかを考えるところから始めます。
まず「だるい」の中身を、もう少し細かく聞きます
倦怠感は、痛みのように場所を指し示すことが難しい症状です。「どのくらいだるいですか?」だけでは、なかなか状態が見えてきません。
症状につけられた名前よりも、本人が実際に何を感じているのかを知ることが、最初の手掛かりになります。
「何だったらできますか?」と聞くことがあります
倦怠感の強さを数字だけで聞くより、実際の生活の中で何ができて、何ができないのかを見る方が、その人の状態を具体的に理解できることがあります。
「身体が動かない」と「気持ちが動かない」は同じではありません
身体そのものがきつくて動けない人もいれば、身体はある程度動かせても「何もしたくない」「何かを始める気になれない」という方もいます。どちらも本人にとっては「だるい」ですが、同じ状態とは限りません。
強いだるさを「疲れているだけ」で終わらせません
身体的なだるさが強い場合には、身体に別の問題が隠れていないかを考えます。当院では身体の反応も一つの手掛かりとして確認しますが、それだけで病気を診断するものではありません。
気になる手掛かりがあれば、医学的な確認を優先します
特に頭部や首などに気になる点がある場合には、必要に応じて医学的な検査を優先します。脳や循環に関わる問題などは、鍼灸院だけで判断するものではありません。また、首の状態によって身体のきつさを訴える方もいるため、頚部を含めて身体全体を確認することがあります。
「だるい=自律神経」と最初から決めてしまわないことを大切にしています。
「だるさ」と関係なさそうな症状も確認します
倦怠感の原因を考えるとき、だるさだけを追いかけるとは限りません。朝起きると胸焼けがする、胃や胸のあたりが気持ち悪い、首や肩がつらい、頭が重い。こうした不快感が続いていれば、それ自体を本人が「身体がきつい」「なんとなくだるい」と表現していることがあります。
病名ではなく、その人の一日を見る
倦怠感は、検査の数字だけでは表現しにくい症状でもあります。だからこそ、その人が一日をどう過ごしているのかは大切な情報になります。
「だるい」という言葉から、もう一度身体を考える
倦怠感には、さまざまな状態が含まれています。眠い人、身体が重い人、動くとすぐ疲れる人、横になっていたい人、気力が出ない人。そして、その背景も一つではありません。
倦怠感・疲れやすさについて、ご相談ください
「だるい」という言葉だけで決めつけず、普段の生活やほかの症状も確認しながら、身体のどこに手掛かりがあるのかを一緒に考えていきます。