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FATIGUE

倦怠感・疲れやすさ

「だるい」の中身を、
もう少し細かく見ていきます。

「ずっと身体がだるい」「疲れが取れない」「何もする気になれない」「横になっていたい」。同じ「だるい」という言葉でも、本人が感じている状態はかなり違います。当院では、最初から「疲労」「自律神経」と決めるのではなく、その人のいう「だるい」とはどんな状態なのかを考えるところから始めます。

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まず「だるい」の中身を、もう少し細かく聞きます

倦怠感は、痛みのように場所を指し示すことが難しい症状です。「どのくらいだるいですか?」だけでは、なかなか状態が見えてきません。

横になっていたい身体を起こしていること自体がつらいのかを見ます。
眠くて寝ていたい眠気が前面に出ているのかを確認します。
身体が重い全身の重さや動きにくさとして感じているのかを見ます。
何かをする気になれない身体のつらさと気力の低下を分けて考えます。

症状につけられた名前よりも、本人が実際に何を感じているのかを知ることが、最初の手掛かりになります。

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「何だったらできますか?」と聞くことがあります

倦怠感の強さを数字だけで聞くより、実際の生活の中で何ができて、何ができないのかを見る方が、その人の状態を具体的に理解できることがあります。

「何だったらできますか?」 仕事は難しいけれど買い物には行けるのか。外出はできるけれど帰ると横になるのか。好きなことならできるのか。それとも、食事や入浴など身の回りのことまでつらいのか。
食事食欲があり、普段どおり食べられるか
外出外に出ることができるか
仕事・家事日常の役割がどこまで保たれているか
入浴・身支度身の回りのことまで負担になっていないか
好きなこと興味のあることなら動けるのか
横になる時間一日の中でどの程度休んでいるか
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「身体が動かない」と「気持ちが動かない」は同じではありません

身体そのものがきつくて動けない人もいれば、身体はある程度動かせても「何もしたくない」「何かを始める気になれない」という方もいます。どちらも本人にとっては「だるい」ですが、同じ状態とは限りません。

身体のつらさなのか、眠気なのか、気力の低下なのかを分けて考えます。 特に気力そのものが大きく落ちている状態では、身体への治療だけでは変化しにくいこともあります。すべての倦怠感を同じようには考えません。
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強いだるさを「疲れているだけ」で終わらせません

身体的なだるさが強い場合には、身体に別の問題が隠れていないかを考えます。当院では身体の反応も一つの手掛かりとして確認しますが、それだけで病気を診断するものではありません。

気になる手掛かりがあれば、医学的な確認を優先します

特に頭部や首などに気になる点がある場合には、必要に応じて医学的な検査を優先します。脳や循環に関わる問題などは、鍼灸院だけで判断するものではありません。また、首の状態によって身体のきつさを訴える方もいるため、頚部を含めて身体全体を確認することがあります。

「だるい=自律神経」と最初から決めてしまわないことを大切にしています。

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「だるさ」と関係なさそうな症状も確認します

倦怠感の原因を考えるとき、だるさだけを追いかけるとは限りません。朝起きると胸焼けがする、胃や胸のあたりが気持ち悪い、首や肩がつらい、頭が重い。こうした不快感が続いていれば、それ自体を本人が「身体がきつい」「なんとなくだるい」と表現していることがあります。

一見すると倦怠感とは関係なさそうな身体の不調まで含めて確認します。 逆流性食道炎など胃食道の不調がある方でも、胸焼けだけを訴えるとは限りません。だるさだけを身体から切り離して考えないためです。
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病名ではなく、その人の一日を見る

倦怠感は、検査の数字だけでは表現しにくい症状でもあります。だからこそ、その人が一日をどう過ごしているのかは大切な情報になります。

朝から夜まで、実際の生活を一緒にたどります。 朝起きたときはどうなのか。食事はとれるのか。仕事や家事はできるのか。外出するとどうなるのか。横になっている時間はどのくらいなのか。好きなことならできるのか。ほかに身体の不快感はないのか。そうして見ると、「倦怠感」という言葉の中に隠れていたものが少しずつ具体的になることがあります。
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「だるい」という言葉から、もう一度身体を考える

倦怠感には、さまざまな状態が含まれています。眠い人、身体が重い人、動くとすぐ疲れる人、横になっていたい人、気力が出ない人。そして、その背景も一つではありません。

「倦怠感」という名前を見るのではなく、その人が感じている「だるさ」を読み解きます。 まず「だるい」の中身を分ける。何ができて、何ができないのかを見る。食事や日常生活、ほかの身体症状も確認する。必要なら医学的な検査も大切にする。そのうえで、身体のどこに手掛かりがあるのかを考えていきます。
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倦怠感・疲れやすさについて、ご相談ください

「だるい」という言葉だけで決めつけず、普段の生活やほかの症状も確認しながら、身体のどこに手掛かりがあるのかを一緒に考えていきます。