KNEE PAIN
膝の痛み
膝に、なぜ負担が集まっているのか。
痛む場所だけでなく、痛み方や動き、姿勢、身体のつながりを手掛かりに考えていきます。
膝の痛みには、さまざまな背景があります
膝の痛みには、変形性膝関節症をはじめ、半月板や靱帯など膝そのものの状態が関係するものがあります。一方で、同じ「膝が痛い」という症状でも、痛む場面や身体の使い方は人によって異なります。
まずは「膝痛」という名前だけでまとめず、その人の痛み方を見ていきます。
「どんなときに痛むか」も、大切な手掛かりです
普通に歩くときは大丈夫なのに、階段を下りると痛い。朝はこわばるけれど、動いていると楽になる。こうした違いには、その膝がどのような場面で負担を受けているのかを考えるヒントがあります。
階段の「上り」と「下り」は同じではありません
歩行、立ち上がり、階段の上り下りでは、膝に求められる動きや筋肉の働きが変わります。「いつ痛むか」は、単なる症状の説明ではなく、身体を考える手掛かりの一つです。
膝に、なぜ負担が集まっているのかを考えます
膝そのものの状態を確認しながら、股関節や足首、腰、姿勢なども見ていきます。歩いたり立ったりするとき、これらは別々ではなく、互いに影響しながら身体を支えています。
膝そのものが中心の場合もあれば、身体の使い方や他の部位とのつながりが、膝への負担のかかり方に関係しているように見える場合もあります。
膝は、股関節と足首の間にあります
股関節・膝・足首は連動して身体を動かします。そのため当院では、膝だけでなく、立ち方や身体全体のバランスも確認します。
「年齢だから」「体重のせいだから」と言われた方へ
年齢や体重は、膝への負担や変形性膝関節症を考えるうえで大切な要素です。ただ、それだけで現在の痛みのすべてが決まるわけではありません。
膝の痛み
そこで終わらせなくてもいいかもしれません。
同じ年代、似た体格でも、膝の状態や痛み方は一人ひとり違います。画像で変形が見つかった場合も、画像の変化と痛みの程度がいつも同じとは限りません。
だからこそ、「今、どんなときに痛むのか」「身体をどう使っているのか」など、まだ確認できることがあります。
「変形があります」=痛みのすべて、とは限りません
レントゲンなどの画像はとても大切な情報です。一方で、画像上の変化だけでは痛みの強さをすべて説明できないこともあります。画像と、実際の症状や動きの両方を見ることが大切です。
姿勢や身体の反応も、診察の手掛かりにします
当院では膝の状態に加えて、姿勢や身体に現れる反応も確認します。股関節、足首、腰などに特徴的な反応が見られた場合には、膝との関連を一つずつ確かめていきます。
身体の反応だけで原因を決めるのではなく、症状や動き、治療後の変化などと合わせて考えます。
膝そのものが中心なら、膝を治療します
膝そのものの状態が中心と考えられる場合は、膝を中心に治療します。大切なのは、最初から治療する場所を決めてしまうのではなく、その人の身体を見ながら必要な場所を考えることです。
治療後の変化も、次の手掛かりになります
治療後に歩いた感じはどうか。階段ではどうか。立ち上がりや膝の曲げ伸ばしはどう変わったか。こうした変化も、診察で考えたことが合っているかを確かめる材料になります。
なぜそこに負担が集まっているのか。
痛み方や動き、姿勢、身体の反応を手掛かりに、一つずつ考えていきます。
膝の痛みについて、ご相談ください
歩き始め、階段、立ち上がりなど、膝の痛み方は一人ひとり異なります。膝そのものだけでなく、動きや姿勢、身体のつながりも手掛かりにしながら現在の状態を見ていきます。