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HEADACHE

頭痛

同じ「頭痛」でも、
その背景まで同じとは限りません。

当院では「どこが痛いか」だけでなく、「いつから」「いつ痛むのか」「どんな時に変わるのか」も、身体を考えるための大切な手掛かりとして見ていきます。

01

頭痛にも、いろいろあります

まずは一般的な頭痛の分類を知るところから。ここは自己診断のためではなく、「頭痛はすべて同じではない」ことを知っていただくための部分です。

片頭痛

ズキズキする痛みや、光・音への敏感さ、吐き気などを伴うことがあります。

緊張型頭痛

締めつけられるような痛みとして感じられることがあります。首・肩の症状を伴う方もいます。

群発頭痛

片側の目の周囲を中心に非常に強い痛みが生じ、涙や充血などを伴うことがあります。

※上記は代表的な例です。実際の診断は医療機関で行われます。

まず医療機関での確認が必要な頭痛があります

突然起こったこれまでにない強い頭痛、神経症状を伴う頭痛など、鍼灸治療より医療機関での評価を優先すべき場合があります。「いつもの頭痛と違う」と感じる場合も、まず受診を優先してください。

ここからは、当院での考え方です

ここまでの一般的な頭痛の説明を踏まえ、ここからは当院が頭痛の方を診るときに、どのようなことを手掛かりとして考えているかをご紹介します。

02

「どこが痛いか」だけではなく、
「いつ痛むのか」も見ます

同じ場所の頭痛でも、朝だけなのか、夕方なのか、仕事の日だけなのかで、考える手掛かりは変わります。

就寝
起床
夕方
就寝
起きた瞬間から痛い
午前中に強い
仕事の日の夕方
休日には出ない

頭痛がある日

仕事、昼食、飲み物、間食、睡眠、生活時間……その日にしかない条件を見ていきます。

比較する

頭痛がない日

同じ肩こりがあっても頭痛がないなら、「肩こりだけで説明できるのか」をもう一度考えます。

03

原因を当てるのではなく、
違いを探しながら考えます

最初から一つの原因を決めつけません。発症した時期、生活の違い、身体に現れる反応などを照らし合わせて、可能性を少しずつ絞ります。

例えば「仕事の日の夕方に頭痛が出る」のであれば、仕事内容だけではなく、昼食、飲み物、間食、眠気、睡眠の質なども必要に応じて尋ねます。

これらをすべて「原因」と考えているわけではありません。症状が出る日と出ない日の違いを見つけるための手掛かりです。

頭痛
睡眠・回復感
首・後頭部
顎・口腔周囲
食事・飲み物
胃腸・仕事・生活
発症時期・年齢・性別・体格
04

診察は、一方向には進みません

初めの問診ですべてを聞き切るのではなく、診察・治療をしながら必要なことを追加で確認していきます。

こうして集めた手掛かりを、実際の診察の中で身体の状態と照らし合わせていきます。

1

話を聞く

発症時期、時間、頻度、薬、首肩との関係などを確認します。

2

予測する

得られた情報から、まず一つの方向を考えます。

3

身体を診る

全体の印象、触診、身体に現れる反応などを確認します。

4

治療・追加確認

治療しながら必要に応じて生活や睡眠についてさらに尋ねます。

5

変化を見る

症状と身体の反応がどう変わるかを見て、もう一度考えます。

05

すべての頭痛を、複雑に考えるわけではありません

患者さんが「頭痛」と表現していても、実際には後頭部から頚部の筋肉の痛みとして捉えた方が自然な場合もあります。

手掛かりが多いからといって、すべての頭痛を複雑に考えるわけではありません。

シンプルに治療する方がよい場合

後頭部や頚部の筋肉の緊張が症状と一致している場合などは、必要な筋群を確認し、鍼でしっかり緩めていきます。

もう少し背景を探す場合

症状の出方と身体所見が単純には一致しない場合には、時間軸や生活の違いなども含めて、もう少し広く手掛かりを探します。

06

初診から、手掛かりを確かめていきます

初診では、問診や身体の状態から一つの可能性を考え、治療を行います。ただし、その時点で「これが原因です」と決めつけることはしません。治療後の症状や身体の変化も、その考えが合っているかを確かめる大切な手掛かりになります。

2回目の診察は、一つの「答え合わせ」でもあります。 頭痛の回数、強さ、痛む時間、身体の反応。考えた方向と実際の変化が一致していれば、その手掛かりをもう少し追います。一致しなければ、もう一度考えます。
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